x chanpon x

好きなもののことだけを好きなだけ語りたい。その一心です。

「嘘喰い」16巻

 

 

 

嘘喰い 16 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 16 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

死人?ゾンビ?歌舞伎役者?な貘さん。

 

髪が長いな〜。作者さんは髪を描くのが好きなんじゃないかと思ったことがあります。貘さんの髪は特に流れ方がすごくキレイで好きです。

 

 

カールさんの過去の話。

これすごく良いエピソード。なんか…読めば読むほど深いなーと思うというか…考えさせられる。

死の爆弾は  どこにでもおちるという事

この世に重い死も軽い死もない

沢山死ぬ場所と

沢山死なない場所が在るだけ

命を重く そして軽く感じる人と

感じる暇さえ与えられぬ人間がいるだけ

この「命を重いとか軽いとか考えることさえできない人たち」というのが衝撃的だった。今まで気がつかなかった。

 

そして伽羅さんきたーーー!!

今この場で一等 生殺与奪の力をもつのは

俺って事になるな

とか

この世で一番の暴力を振るえる人間って奴だ  俺は

とかもう!伽羅さん!伽羅さんったら!こんなにごついのになんでキュンキュンくるんだろう伽羅さん!不思議だよ伽羅さん!好き!

珈琲勝負の借りを返すっつって梶くんの元に来たわけだ。律儀!でも梶くんは、「お呼びじゃない」だって。バカかよ!!と思ったね。

この俺にお呼びじゃないなんて嘘喰いなら絶対言わねえセリフだ

たいした馬鹿だ

そしてお前の命は今 嘘喰いのものだというのを忘れるな

…それじゃ一足先に待ってるとするか

まずい珈琲を飲みながらな

伽羅さん…梶くんが帰るって思ってるんだよね。物言わぬ姿でってことじゃないよね。生きて帰るってことだよね。「嘘喰いなら絶対言わねえ」っていうのも良いなぁ。貘さんと伽羅さんの間にあるものを感じられるような気がする。

 

滑骨が言ってた「今日すでに相当やり合ってる」ってカラカルと丈一さんと戦ったやつか。やっぱりかなりのダメージを負ってるんだなぁ。超人にしか見えないんだもの…。

 

伽羅さんはカールさんを助けるために動いていたんですね。用意が良い。オニギリを取り込んでいたわけで。オニギリ、オネエだったんだね…。

レオと睨み合って挑発する伽羅さんの全てが良い。

いいのか?俺はすぐには帰らん

付き合ってやれるんだぜ…お前に

だ・か・ら… 試してみろよ」もカワイイ。伽羅さん意外と言葉がカワイイから好き。そんでレオに「お前  優しいんだな」と言われ「うるせえ」の反応の伽羅さんもカワイイ。優しいんだよー!伽羅さん!

 

梶くんの逆転の始まり。

ここからの梶くんの行動がすべて伏線になっているのが本当に凄い。失敗してバタバタしてるように見せかけて、着々と布石を敷いてたなんて、まるで貘さんみたいじゃないの!

エクセレント  郁斗

はちょっとキモいなって思ったんだけど、凄いじゃん!かっこいいじゃん!

 

梶くんは本当に普通の人。良くも悪くも普通の人。善の人。だから郁斗の理屈がいくら考えても理解できない。

どんなに努力しても  考えても考えても

ダメだった  ごめん郁斗

理解出来ないんだ  お前の事がホンの少しも

泣きながら言う梶くん、本当に本当に良い。これが梶くんだよ。

 

カールさんが牛の中の外気を吸う管に、ネクタイを詰めたことで郁斗が死にます。郁斗はどうでもいいし、死んで当然なんだけど、親父も親父で金の守る方法ばっかりが頭いっぱいなのが、あー汚い金持ちだよなぁって感じで…。郁斗と親父が同時に「お前のせいだ!!!」って言ってるのがもー醜いったら!!そして最期は急にオカルト。

 

滑骨にけんかふっかける梶くん。滑骨はフォルムから何からもう嫌いだけど、言ってることは一理ある。

郁斗のやった事を法に則って裁くとよ  確実に死刑だ

焼かれて死ぬのと何が違う  とどのつまり殺すって事だろーが

自首自首って言ってるがこんな世界に足を踏み入れてるオメーは法に触れていねーのか?

郁斗…こいつを殺したのは  お前だろーが

梶くんが自首自首!罪を認めてどうのと言うのは、(このままでは梶くんが捕まるってことを抜きにすると)正直共感できなくて。死ぬなら同じじゃんって思っちゃう。

 

伽羅さんがノトーリアスB・I・Gを目覚めさせてしまったよ。「いわば本体が死んで初めて発動するタイプのやつ(スタンド)よ」とのこと。キョンホジョンリョ。韓国人ですね。中国はよくあるけど韓国人はあんまり漫画に出てこないから新鮮だなあ。

顔はよく見えないけど、体は伽羅さんと似た感じで、ムキムキだけど横幅広いタイプじゃない感じ。胸筋と腕がムキムキー。実際強いのってこういうタイプの体型なのかしら?縦も横もデカイみたいな体型より、細マッチョ?

 

伽羅さんが言っていた通り、梶くんが百鬼夜行に戻って来られました。よかった…。でも伽羅さんはいない…。でも夜行さんの珈琲が普通に美味しくなっていて…。

 

すっっごい久しぶりに貘さんとマルコの登場ー!お豆腐買いに来てる…カワイイ。

えー?売り切れ?マジで?

梅豆腐スペシャルもっと作っといてよ〜〜本当に無いの?

お気に入りは梅豆腐スペシャル。美味しそうだな梅豆腐。カリ梅じゃなくても梅が好きなんだなー貘さん。

 

マルコが欠けた前歯を治しに歯医者へ!1人で!マルコの大冒険!貘さんも可愛い子には旅をさせよという気概で送り出したんでしょうか。

ガンバッテ マルコ

なぜか貘さんまでカタコトなのが笑っちゃう。

 

なんかエロい歯科医師歯科助手?のお姉さんに魅力を振りまくマルコ…。マルコ、お金は一度に見せちゃダメって貘兄ちゃん言ってたでしょ!

マルコのバットが…ってこれ完全に下ネタですし。黒バットですし。

知らず知らずの内に 何かを失ったマルコ…

大人の階段登っちゃったマルコ。

 

 

貘さん電話出るとき

ハーイ斑目です

って言うのね〜。可愛い〜。貘さんの電話の話し方が甘い話を書いたけど本当にそう。良いわ〜。

「嘘喰い」15巻

 

 

 

嘘喰い 15 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 15 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

こっちは過去の貘さんかな。

 

1ページ目は鉛筆書きのさらっと貘さん!カッコイイ〜!

 

 

滑骨出てきました…。私はこの人気持ち悪いと思います!!とても!みんな思ってると思いますけど。こういう絵画ありますよね、なんか。不気味なやつ。でも花柄のスーツは結構スキ。案外オシャレなんじゃないかなって。

蘭子姐さん曰く「人畜有害の強悪ウイルスみたいな奴」とのこと。そう言われた滑骨、なんて言うのかと思ったらいきなり蘭子姐さんのおっぱいを!あの巨乳を!羨ましい!蘭子姐さんも上手で

焦っちゃってさぁ もう〜〜 (ムンズ)

が素敵すぎ。カッコイイわ蘭子姐さん…。蛇です…。この2人を見つめるレオも良いです。常識人だもんね。

 

滑骨は郁斗と繋がっていて、郁斗の殺しを隠蔽して懲役ギャンブルの手引きもしていた。表向きは郁斗の味方でいつつ、その背後の社長の父を狙って、いつか脅すべく郁斗の殺しの証拠(切り取った被害者の耳…)を隠し持っていた。

蘭子は蘭子で、この会社の大株主になっているので、社長に息子の罪をすべて告白させて失墜させて、会社の権利を奪い取ろうとしている。

知らない間に社長は追い詰められている…。色々あがいてはみるものの、無駄です。極道って恐ろしい。

 

郁斗と梶くんの前に現れた2人。梶くん必死です。梶くん、ちゃんと対策をしていました。珈琲勝負の見返りで夜行さんに一筆書いてもらってたんですね。ハンカチとともに。

こちらの方々を無法な暴力にて死に至らしめる事すなわち

私を敵にまわす事厭わず  そう判断いたします

賭郎  弍號立会人  夜行妃古壱

これを見た蘭子さんの反応…。もう数々のカッコイイ夜行さんがフラッシュバック。チャンスとは…。蘭子さんったら乙女なの?夜行さんに恋してるの?好きなの?可愛いなー。そんでちゃんと梶くんとカールさんに危害を加えないようにしている。

 

梶くんは蘭子さんのこと直接は知らないんでした。ハングマンの時に人主の1人だったので、声だけは知っている。それで「この女…」ってちゃんと分かるあたり梶くんもしっかりしてるじゃん。やるじゃん。

蘭子さん、郁斗のことは本当にゴミクズを見る目ですね。というか視界にも入れたくないわねって感じ?

 

ファラリスの雄牛という有名な拷問器具を使っての勝負。ファラリスの雄牛とは、青銅でできた中が空洞の牛で、中に人を入れ、下から火で炙ることにより、中の人間を焼き殺す道具。牛の口から管が通って中と外が繋がっていて、中の人間は外の空気を吸うことができる。(=なまじ生き延びてしまうということでもある)その管から響き渡るのは、焼かれた人間の雄叫び…。青銅だから金管楽器のように響くのですね。

 

牛を……焼く?  は? …何で? …いやいや

牛を焼くのはいい

問題はどうして中に人間を入れる? 

…どうして  人間を…  焼く?  何の為に?

何で人間はこんな事を考える…

駄目じゃないか  ええ駄目でしょう  こんな事しちゃ

誰かが言ってあげなきゃ  こんな事しちゃ駄目だって

…ねえ  そうでしょ?

梶くん名物現実逃避で笑いが込み上げてしまった。それを蘭子姐さんに不敵な笑みだと思われるという。。

 

蘭子姐さんの郁斗を見る目がたまらない。

話しかけるんじゃないよ人ゴミ

…まあいいさ  私があんたに言葉をかけるのは

これが最初で最後…

立会人っぷりも素敵です。

始めちまいなっ

 

なんだかんだでカールさんの号令により梶くん焼かれることに。また梶くん現実逃避…まぁそうだよね普通そうだよね。でも夢じゃなかったんだよね。1分あまりだったので死にはしなかったけど…。

 

梶くんピタリ賞。ここで見てないはずの郁斗がガタガタし出すとおかしいなと思ったんだよね〜!トリックはわかんなかったけど!梶くん一気にかっこよくなった。

どーいう事?

分かってんだろ?

今 お前がドンケツって事だよ

 

郁斗の往生際の悪さ。というか金持ちのクソ息子っぷり!!腹立つ!!「意味わっかんねー」とかこういう喋り方してるのすごいリアル本当リアル。だってこういう奴ってこういう喋り方してるもんきっと。モデルが居るのかなって思うくらいリアル。

 

カールさんが焼かれる事になってしまいました。死んじゃうの…カールさん…

 

 

異形賭博者 嘘喰い、最後。

蘭子姐さんのダイナマイトボディが惜しげも無くさらされてる!しかも鞭で打たれてるっていう。打たれたらおっぱいプルンってしてるし。

警察の手入れが来てるところ、警官の1人から手帳をスッてここへ来た嘘喰い。ここで警察の存在を明かして、そのままでは没収されるカネを処分しないとマズイんじゃあないの?と。

もうあんたが取る道は一つしかない

鞭残り6発とこの手帳!!

有り金全てで買い取るしかないですな!!

 

あの鞭 マジ痛てぇ

って言ってる嘘喰いがとってもかっこいい。。貘さんは昔からセクシーだったんですね!

「嘘喰い」14巻

 

 

 

嘘喰い 14 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 14 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

14巻と15巻同時発売で、表紙を並べると繋がってます。過去と現在の貘さんで戦っているのかな?

 

 

 

せーいちさーん

のこの回想…本当にだまされた!!!全然気がつかなかった!!だけど、ちゃんとここまでに箕輪勢一って出てきてるんですよねぇー…名前が。でも多分みんな天真のことだと思っていたと思う。なんでだろう!?不思議。

箕輪も辛い過去を持っていたのだなと思うと…なんか胸がつまる。過去というか、現在に至るまでなんだろうけど。でも親の愛に恵まれなかったとか、親からなんらかの圧力をかけられていたとか、親が何かのトラウマになってるとか、そういう人物が嘘喰いは多いので、すごく考えさせられるなーと思います。

 

…てえ……  …てえ  い…てえ…

いてえ  いてえ…

もわからなかったよ…いやまさか、そんな意味だとは思いもしないじゃない。恐ろしい。

もし  神がいたとしても  あれを蘇生するのは不可能だ…

 

貘さんと遭遇したとき、箕輪が吐き出したのは…多分、目玉かな、と思いますが、それを見たときの貘さんの心中やいかに。おそらく箕輪は天真に復讐して殺すかもとは考えてモールスで箕輪に罠のことを教えたと思いますが、まさか喰うとまでは想定してなかったかなー。でも天真に迫る箕輪はなんだかすごく切なく見えるんですよね。

 

貘さんとのポイント勝負。

門倉雄大

立ち会わせていただきます

これ門倉さんがかっこつけたいだけだよね!!かっこいいよ!!うん!!

そしてもう完全に【人間ではないもの】になってます、箕輪。貘さんの背後では、マルコの幻影が「やれるものならやってみろっ」と言っている。マルコかっこいいよ( ;  ; )

 

ポイント勝負は、箕輪は天真との勝負で10MP消費していた為、全部ぶっこんで3MP。貘さんは10MP所持していて、箕輪のポイント数を知らないはずだから全部使うと門倉さんは読んだが…実際は、4MP使用…!またも1MP差での勝利。

この期に及んで全MP使用しないなど もはや常人ではない

奴の本性はイカレたギャンブル狂だ

嘘喰い  こいつは破滅する

と門倉さん。

 

勝ったのは貘さんだが、手を出そうとしてきたのは箕輪だった。門倉さんは貘さんを守り箕輪の拳を止めるがその力に慄いた。そしてそして門倉さんの一番カッコイイ場面!!

箕輪様  悪質なルール違反によりあなたを…

粛清します

もうかっこつけてるもん〜 門倉さん〜 つーか雄大クン〜 かっこつけてる〜 まぁかっこいいんだけど。

 

すでにマルコとの戦いで満身創痍な箕輪、門倉さんはあと一撃で仕留められると踏んでいた。その時、門倉さんの視線の先には貘さんが…。

顔を右手で覆い、ワイシャツの袖で何かを隠して… 何かを聴いている…?

それに気がついた時、門倉さんに一瞬の隙が生まれて、箕輪の拳が頭に突き刺さる。もう絶対致命傷だよこれ…って…。絵面が怖い。ここだけホラー漫画だよ…。そりゃ部下も「雄大クン!!」って呼ぶよ…。

 

その後箕輪にとどめをさす時の

何を  しよるんか

そりゃあ  ワシに

売っとるんか

がカッコイイ…でも悲しい…こんなに悲しいかっこよさって…。死なないで雄大クン…。

 

しかし貘さんの武器、携帯電話でしたが、前巻では録音機能を使用していました。それだけではなかった。貘さんのトリック。それは盗聴器だった。

天真に殴られた後、トイレで賭郎の黒服とワイシャツをとっかえっこした貘さん。天真はそれを「衣服に触れさせない=攻撃させない為の言い訳」だと思っていましたが、実はそれはフェイクで、貘さんは自分のワイシャツに盗聴器を仕込んで賭郎の黒服に着せていた。それを携帯電話で聞いていたんですね。

携帯電話をゲットしてからのポイント勝負はさっきの箕輪戦と、その前の天真戦。どちらも1MP差での勝利だったが、それは必然だったのでした。

いや〜〜〜、ここでこんなにも王道なトリックが出るとは!!予想外でした。

また貘さんの言葉巧みな操り方もすごく興味深い。賭郎の黒服にポイント使用数を申告する時、相手のポイント数を知ってそれを上回るために、ポイントの数を復唱させるように操った。

違うよー  ちゃんと聞いてよ

あーまたちょっと迷ってきたじゃない  後回しにできる?

これってすごく自然なやりとりですもんねー。そして確かに復唱しなきゃなと思うし、天真から先に聞こうと思う。私が黒服でも完全に貘さんの手のひらの上で転がされると思う。

 

門倉さん曰く、貘さんは

破滅を飼い馴らし

破滅を撒き散らす  悪魔

だそうです。プシューッと血を吹き出しながら。そしてそれでも勝者を告げてゲームを自ら終わらせる、立会人としてのプロ根性。門倉さん…カッコイイです…!

立会人!立会人!と門倉さんが部下に囲まれている間、黙って部屋を後にする貘さんの、後ろ髪だけがうつる描写が、とても映像的で映画を見てるみたい。嘘喰いってけっこう映像がそのままイメージできる描写があるところが好きです。作者は映画が好きかな、と想像しています。

 

終了後、駐車場で。マルコ死んだかと思ったよ。本当に…もう!心配させて!マルコ!!可愛いマルコが現れた時はもー、あれこんなにマルコってかっこよかったかしらと思ったし、歯が欠けつつ笑うマルコ可愛すぎ!と思ったし…何よりここ暫くずーっとずーっと険しい表情ばかりしていた貘さんが微笑むところが見られて!!良かったです!!

おっさんさ  あんた  嘘つきだね

 

 

エピローグ。ユッキー…。目を覚ました時髪の毛が伸びているし(巨乳の)看護師さんが驚くさまから、そこそこ時間が過ぎているんでしょうね。そこそこの時間が過ぎていても、その間も度々病室を訪れていたお友達…。絵が飾られていますが、これはマルコが描いたのかな。可愛い絵。涙を流すユッキーのコマ、端正な顔だな〜と思います。美形だねユッキー。

貘さんオールバックだけど、もしかしてこれは大勝負の日?桜が舞っているから季節は春だし、もしかしたら再度の屋形越えも4月9日でこれはその日…だったりしないかな。

 

 

百鬼夜行。伽羅さんが本当に子供でかわいすぎるのですが!

気を遣って断れぬままお前のコーヒーを飲み続けて

ノイローゼになった立会人は俺の知るだけでも両手じゃ足りないぞ

お前はそのコーヒーで

賭郎を潰すつもりかぁ!?

伽羅さん…。ギャハハハとか笑ってるし。かわいすぎる。かわいすぎる!!密かに梶くんには「いいんすよほっとけば…あんなの」ってあんなの呼ばわりされてるし。

 

第148話の扉、梶くんソロ。カッコイイじゃない!パーカーにコートもイイ。

お話はいきなり伽羅さんと夜行さんの珈琲勝負。2人で珈琲の味を競って、負けた方は勝った方の言うことをなんでも聞くそうです。

年をとると奉仕の心に目覚めるのか?

伽羅さんの皮肉は気が利いてて大好き!

カールさんがジャッジを務めるものの、、、どっちもまずい!

こんな珈琲を出しておきながらどうしてそんな誇らしげな

佇まいで私を見つめる事が出来るのです?  

 

梶くん、珈琲差し出すところなんてイケメンに見えるじゃない…どうしたんだろ。しかも伽羅さんのカップに細工をしてまずくさせ、自分の珈琲を勝たせるとは。策士。負けた2人は梶くんの言うことを聞かなければなりません。伽羅さんムカついてます!!顎砕かないで〜!!

よしっ  やめました!!

これで聞いたぞ…言う事を

………これでおしまいっ

もう本当子供。伽羅さんかわいすぎる!!その後もイライラする伽羅さん、顔がめちゃくちゃ怖い。

 

梶くんの企み、自分が被せられる予定の事件を起こした真犯人を追い込む作戦。カールさんを巻き込み…ひいては伽羅さんも巻き込んで。策士じゃーん梶ちゃん!でもちょっとツメが甘くて

僕…  調子に乗ってました

みたいなことになっちゃうけど。

 

郁斗、どう見てもフクシくんです。でも彼よりキモいね。というかクズだね。どう考えても好きになるキャラクターじゃあないね。ベスト着てるとこがもう坊ちゃんだね。良いもん食ってんだねという感じの体型だね。もー、本当にこういうドラ息子って感じ。リアル。喋り方もムカつく感じですごいリアル。

 

蘭子姐さんの洋装が素敵!ミニスカートですよ!髪もおろしたらこんなに長いんだ〜。ゴージャスですね〜。でも普通わざわざ服装や髪型で強い印象与えてるキャラクターを、ガラッと見た目変えて描こうなんて思わないよね。変えてもちゃんと蘭子さんだと分かるということは、描き分け方が単に髪や服に頼ってないってことでしょう。凄いなーと思います。

 

梶くんのハラハラブラフ。貘さんと違っていつ失敗するかもしれないからすごいドキドキする。余裕ありげな感じで進めてますが…読んでる方がハラハラしっぱなし。カールさんを偽立会人(弍拾號って結構良い號数名乗ったな)に仕立てて、偽賭郎勝負。

ハメればいいんです  イカサマで

の梶ちゃんなかなかに悪い顔してて貘さんみたいじゃないの〜。貘さんイカサマはあんまりしないけど〜。

 

郁斗の過去。やっぱりクズだった。殺したのは担任の先生だったんだね。本当にクズだね。でも先生もさ、見た目のことそんなにグサっと言う事無いじゃん?って思ったけど。郁斗のためを思ってっていうのは分かるんだけど、なんか、無神経な感じ。。。あんまり良い先生じゃないかも。殺される理由にはなりませんが。

 

どうでもいいけど回想の梶くんの部屋すごいきれいな良い部屋ですね。たびたび回想で住んでたマンションかな?ってとこが出てるけど、結構良いマンションよねぇ…。テーブルとかラグとか洒落てるし。ウッドブラインドだし。バスケのユニフォーム的なのが掛けてあるから梶くんバスケ部だったのかな?陸上部かな?でも11番ってあるしやっぱりバスケかな?

 

ゲームは全てのカードがオープンした状態で好きな組み合わせを作るポーカー。なるほど〜と思った。確かに先攻であれば負けないね。

ここにお前の求めているカードは無い

弾の入ってない銃を持って

戦場に立て  そして地獄に堕ちろ

お前に  カップラーメンを食う資格は無い

梶ちゃんの怒りはまさに正義の心だなぁ。梶ちゃんは本当いい意味で普通の感性を持っていて、安心する。嘘喰いでの数少ない常識人…。

 

 

 

おまけ。異形賭博者  嘘喰い。の続き。

 

嘘喰いがムチで打たれてる…!打たれてる時は上半身裸にされてるんだけど、終わったら着させてもらえたようで、でもシャツとか乱れまくってる格好ではぁはぁはぁと息を乱している感じがすごい良い…。セクシーです。しかし鞭ってそんなに凄いのね…確かに拷問器具だもんね…。

今の貘さんに通ずるブラフを経て、嘘喰い開始。

クッ ククッ  なるほどたいしたもんですな

(口調はなんかちょっと今とは違うけど。)

ただの頭のネジの外れたS女かと思ってましたが  どうしてどうして

フフ  そうやって随分男を泣かせて来たんでしょうな〜〜

 

やっぱり嘘喰いカッコイイです。

「嘘喰い」13巻

 

 

 

嘘喰い 13 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 13 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

着ている物がジャージなところを見るとこれは昔の貘さんかな。ちょっとライアーゲームの人っぽい。

1ページ目は一気にオトナの貘さん♡ かっこいい…。青いシャツにグレーのジャケットってとこでしょうか。はぁ〜、アダルト…。色気出まくってます!!

 

 

南方が排水した水と酸素の関係によって、貘さんの入った部屋はかなりの酸素不足状態であったらしい。

酸素濃度が11%前後に低下した空気は 

目眩・吐き気  筋力低下を引き起こし…

やがて…  死へと誘う無色・透明な  猛毒と化す

 

 

この罠のことは南方から天真に伝わっていたが、罠がある事だけで部屋の位置までは伝えていなかった。つまり天真も罠にかかる可能性もあったとのこと。

俺は天真に従う犬などではない

奴に…  この俺が利用すべきほどの価値があるか…

無作為に仕掛けた天災… どう転ぶかわからんこの死の罠を…

己が懐に引き込む強運を天真という人間が持ち合わせているか否か

俺の踏み台としての力量を査定した

それだけの話だ

門倉さんには南方のこの主張は受け入れられなかったようです。もう方言丸出し!門倉さんのガラの悪さが!出た!

回想の2人も、Go to hellポーズとFxxkポーズと、もう!悪!若い!

 

 

昔、門倉さんと南方は一戦交えていた。初対面で。そして門倉さんは敗北の味を知った。「俺はこの街から消えるよ」と言いながら…

俺が街から消え……  その後に身を置こうとしている所…  そこは

常に完璧の傍らに立つ事を責務とし自らに課さねばならない

己が過失が即  死に繋がる異様な世界…

優れたエージェントで形成された組織だ

ここのお屋形様は撻器さんかな。能輪さんがセンターなのは、もしかして門倉さんは能輪さんにスカウトされたのかな?

賭郎入りを決心していた門倉さんは、その前に敗北の味を知っておきたかった。その先は勝ち続けなければならないから。そんな話をする間どんどんトサカが出来上がってゆく!!携帯ドライヤーとか電池の消耗激しそう!!

強かったよ 南方…

たった今の…  今まではな

それを証明してから俺は…

賭郎立会人への道を進む

 

 

その時も、現在も、門倉さんは強かった。昔は右だけど現在は左で殴ってますね。一撃。

人生であれが…  最初で最後やったわ

ワシがトサカを整え直したのはのぉ〜〜

お前と最初にやり合ったあの時が最後や…

もうお前では髪一つ乱す事はできんわ

 

 

貘さんが酸素欠乏状態になった部屋の扉を開ける事を知った門倉さんは、立会人としての責任感からその場所へ急ぐ。迷宮の扉は、ターン中のプレイヤーの居る部屋のロックされた扉以外は、賭郎の兵が立ち入れるように常に開いているようです。

 

この辺からはミスリードの嵐で、本っ当に面白いんですが、前のページとか戻りながら読まないとわからなくなっちゃって大変!でもとても面白い。この展開は素晴らしい。面白い。

 

第135話の扉、貘さんの服の趣味の悪さが過去最高では?どこで仕立てたの?というような柄のスーツにまたどこで買ったの?という柄のコート…白い革靴。貘さんの服への[悪趣味]は褒め言葉

 

酸素欠乏のDEAD ROOMになっていたのはC2。貘さんのルートはD1→C1→C2→D2→D3…。酸素の状態を戻すには、最低2つ、3つは扉を開かなくてはならない。酸素欠乏状態の貘さんが移動できるのは進んだとしてせいぜいD2(=1枚しか新しい扉を開けない)、と門倉さんは予想しますが…

あれ?  門倉さん…じゃない  あれあれ?

フゥ〜…と言いつつすんなりD3へ入室してきた貘さん。???が頭いっぱいの門倉さん。

 

貘さんの種明かし。C1に入室した貘さんは、その時開いた扉に紙束を噛ませて、扉を少し開いた状態にしていた。(ターン中のプレイヤーの居る部屋のロックされた扉以外はすべてロックが解除されている)気圧の逃げ道が出来ていた為、C2に入った時すでに、酸素不足の状態は1/3に緩和されていたと。普通の人なら大したダメージはない状態。

であるにも関わらず聞こえてくるのは貘様の惨憺たるものだった模様…

それはもう非道いものでした

どうやら自分が思っている以上にか弱いお体をお持ちのようですね(にこっ)

? は?  何の事やら…………」と誤魔化す貘様も可愛らしいことです。

そんなか弱いお体をお持ちの貘様、また目眩が…と言って門倉さんに扉を開けるよう要求。「ちょっとあの扉を開けてもらってもいいかな」。

 

その後、移動してきた天真と遭遇した貘さん。

勝たないね…  あんたは俺に勝たない…

最少MPを提示してわざと負けてくれるんじゃないかな〜〜

だってさー そうでしょ?  あんたはエリート

この勝負で俺に勝ち  Mタイムで俺を痛めつける?殺す?

無い無い  エリートはそんな事しない…  

エリートの指は…  命に触れない

この後の心理合戦はちゃんと読まないと理解出来なかった!何回も前のページに戻り、咀嚼し反芻し…難しい!でも面白い!隣の部屋・D4にマルコ(1MP所持)が居る事もわかりました。つまり天真は1MPは持ってD4に移動しなければマルコに殺される。天真は現在30MP持っているので、29MPが提示できる最大。そして天真は貘さんのMPが28なので勝てる、と思っている。

なのでMタイムで貘さんを蹂躙する準備をする。貘さんが賭郎の黒服とワイシャツを交換しただろう!と訴えた。貘さんの提案で「天真と箕輪は賭郎の衣服に触れてはならない」というルールが決まった為、Mタイムで貘さんを殴ろうとすればそれを主張して逃れようとするだろうと予想した天真。(顔だけ殴ればいいじゃんと思うが)

実際貘さんはワイシャツを黒服と交換していた(なぜか最初からすごくダボダボしたのを着ていてヒョロく見えるな〜とは思っていたけど、ここで生きてくるとは)。天真はこんなのは公正じゃあない、提示はその触れてはいけない衣服を脱がせてからにしろ!と。作中で貘さんの上半身裸は見てみたいけど。

門倉さんは天真の心配するようなことは一切認めないと告げる。

 

門倉さんのモノローグ

これだけは確かだ…

嘘喰いが総MPを吐き出しても…

上回らない…  天真の総MPを…

如何にして勝つ…  嘘喰い

これに騙された!!!だってこれ、天真のMPの方が貘さんのMPより多い、と思うじゃない!実際は所持MPは同数。MP合戦の勝者は貘さん。

ほら  やっぱり  負けてくれた

 

 

びびびびん  がたまらないんですが

さぁ〜て  覚悟してよ

俺ってさ…  本当  自分でも嫌気がするくらい…

根に持つタイプなんでね

貘さんが「自分でも嫌気がする」って言うとこにすごくグッとくる。あーそう言う風に思う心があるのかな〜って。

おめでとうさん

って言うのも好き。

 

なぜ貘さんは30MP持っていたのか。貘さんのルートからして、D3に居たということは28MPしか持っていないはずだった。じゃあ、なぜ…?ってことなんですけど、これもまた私、門倉さんに騙された!

門倉さんに貘さんが「ちょっとあの扉を開けてもらってもいいかな」と開けてもらった際、門倉さんは「法則に従うとここが自分のルートでない事は嘘喰いは知っているはず」と言っていて、貘さんは門倉さんと同時に真向かいの扉を開けたので、私はてっきり門倉さんは正面の扉を開けたと思ったのです(貘さんは来た道を戻る扉を開けたのだと思った)。

実際は右手(D3→E3)の扉を開けてたんですね。で、貘さんはD3→C3の扉を新しく開いていた。(ここで29MP)このとき貘さんのターン中だったことを忘れていたよ。

そしてC3から考えられるルートが2つに別れていて、正しい方を選べばもうノーミスでゴールまで行けるという状況。C3→C2への扉を貘さんは選ぶが、C2で酷い目にあった貘さん。「トラウマになってどうもあそこに手をかけるのが怖いんだ」と門倉さんに開けてくれるよう頼む。「そんなタマですか?」と言われてますが。

一応門倉さんが開けてくれるものの、本来のルールとは違うので、その扉が正解だったとしても、貘さんのターンはD3で終わり、ということで手を打つ2人。結局C2への扉は正解で、30MPを持ってD3に留まった。という経緯があったわけです。説明がながーい!

 

天真の共感覚についての種明かし。天真は音を色分けしていた。私にはそういうの一切無いので分かりませんが。絶対音感とかもそうだけどこういうの、普通に生活してたら大変だよなー。ノイズばっかり頭に入ってくるみたい。

そして天真と箕輪はパイプを通じてモールスで会話をしていた。ゲーム前、天真が箕輪に何かボソッと言って箕輪が「へぇ…一通りは…」と呟いていたのはこのことだった。

モールスと、音の色分けによって、各プレイヤーの位置・ルートを天真は知ることが出来た。ルートを知れたということは、Blackの法則に気がつくのもすぐ。

そして貘さんの武器は、F3のパイプに隠していた携帯電話のボイスレコーダー。その時点までの天真と箕輪の会話は全て録音され貘さんは聞くことができた。貘さんのような人なら当然だと思えるが、モールス解読できるって凄いね。

「知ってて当然だったんだ」のコマの貘さんの妖艶さったらない!目が見えてないのにめちゃくちゃかっこいい…。

機会とは…

それを生かせる者の頭上にのみ乱舞する

 

 

貘さんは一体何手先まで読んでるんだ。

恐ろしい男。読みが鋭すぎる!!

という事をひたすら門倉さんが解説してくださいました。もうここら辺は「はあ〜」と感嘆の声しか出なかった。

 

雪井出父と天真の関係について。天真が本当最悪だ。クズだ。エリートだけどクズだ。もう雪井出父がかわいそう。ひいては薫君がかわいそう。悲しい。薫君、可愛かったのに…。

れろれろれろれろ…

あの時と雪井出父と同じく這いつくばって靴を舐める天真…クズだ…。マルコが近づいてくると思い、必死に止めてくれるよう懇願する天真。が、そこに入って来たのは(ワクワクしながら)頬を赤くした門倉さん…。門倉さん、あんた、見たかっただけだね…。不謹慎な表情出てるよ!

 

移動した貘さんは…マルコと同じ部屋へ。ゴールまでは一本道なのは確定している為、マルコとMP合戦をこなせばその後はゴールまでそのまま。のはずだったが…マルコ…………( ;  ; )

脈と鼓動を確認して、鬼の形相で蘇生措置を行う貘さん( ;  ; ) 時間が無いのに( ;  ; ) 先を進めばゴールなのに( ;  ; ) 泣けてしまう、このシーン。。

 

天真の部屋へ箕輪が入室。ということは… 貘さんはやっぱりマルコの部屋から動いていなかった。そのまま勝つことを放棄してもマルコを救いたかった。ああーーーー、貘さん( ;  ; ) マルコ( ;  ; )

 

 

オマケの「異形賭博者 嘘喰い」では嘘喰いの意外とイイ身体が。

この作品の時は体弱い設定あったのかな。無かったのかな。

 

 

 

「嘘喰い」12巻

 

 

 

嘘喰い 12 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 12 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

ものすごい悪趣味な青シャツ!ポーカーしてるのかな。カードを3枚持っているところを見ると、セブンスタッドポーカーかなぁ。

開けて1ページ目のヘリコプター?と一緒の貘さんがめちゃくちゃカッコイイ!!ただそれもネクタイはすごい柄!あとよく見るとベルトが斜めになっててちょっと緩めに穿いてるみたいでえろい。

 

 

第120話冒頭のアレは、貘さんの心象風景でなくて今まで負かしてきた者たちの怨念だったのか。ギリギリの隙間…。

 

勘で進んで3回部屋を開けた貘さん。鋭いのね。それはそうと…

あのジャンケンは誰が勝ったんだ?

俺がビリじゃないのは分かったけど

もしかして一番かも  この俺が…

ジャンケンで…  ……フフ…

フフ…だって。かわいい…。

かわいいといえばマルコもかわいい。理解して!

 

貘さんの腕時計かっこいいなー。腕時計だけど腕にはつけてないですね。腕時計をそのままズボンのポケットに入れてる感じがまたかっこいい。何だろう。あのスライドの腕時計って実際あるのがモデルになってるのかな?

 

自分の位置を推測する。F3の部屋はドアのノブが全て右付けだったため、その隣の部屋は全て左付けになっているはずと推測される。マス目を描いてみると、右と左が交互になる。

貘さんのスタートした部屋は左付けで、天真の言うことを信用するなら角部屋である。よってA6もしくはF1の部屋であると思われる。

次の扉は(1)入ってきた扉 (2)さっきのターンで失敗した扉 (3)その前のターンで反対側から開けようとして開かなかった扉 (4)残りの扉 の4つ。つまり(4)の扉1択のはず。ですが…ロックされています。

ここで不思議がって思い巡らしている貘さんの顔がかわいい。ぼうっとしているように見える。

 

門倉さんの昔敵?南方が現れた。南方は警察のエリートコースなんですかね。

鷹?鷲?烏?から語られる、門倉と南方のかつての話… 大変興味深い描写です。ツメエリ…がまた洒落てる。「ツメエリと言ったか…」のコマの門倉さんかっこよすぎる。タバコ!16歳って。ねぇ。嘘でしょ。でも貘さんに至ってはアレで14歳だもんなぁ…早熟…。

南方も門倉も長ランで時代が見えるがカッコイイ。まぁ門倉さんは今でも長ランみたいなスーツだけど。

 

箕輪と貘さんが遭遇。箕輪は貘さんをいかにして殺すか滔々と語り、脅しかけまくり。ポイントで勝ったのは貘さんだけど、それはお互い思い通り。箕輪の狙いは脅しをかける事でビビらせ、ここでポイントを大量消費させること。今回は勝つ気がなかったので1MPのみの使用。貘さんは大量にポイントを使っているはず…と箕輪は思っている…。実際は

何という心臓だ

という門倉さんの語りの通り、貘さんの使用ポイントは2MP。

神業だ  僅か1MP差で勝っている…

自分の得意分野とはいえ箕輪の意図が読めていた

とはいえ… あの相手に…… やはりこいつは…

怪物だ

しかし箕輪は蚊蜻蛉だの青びょうたんだのと言葉のセレクトがジジイですね。何歳なんだろう。天真がせいぜい50代だとすると、その下だろうから、40代くらいかなぁ…?一人暮らしかなぁ。妻子いても違和感のない顔だけど、妻子持てる質じゃないもんな〜。

 

マルコも箕輪と遭遇。騙されポイント勝負に負けるマルコ…もう…!やっぱり箕輪って強いんだな〜。だっていくら一方的とはいえマルコが血だらけだもの…。ああマルコ…。でもかっこいいマルコ。

勝負だ!!マルコが怖けりゃ降参しろ!!

このセリフ大好き!!!!!可愛さとかっこよさと強さと物悲しさが詰まってる!

 

当面の目標であったF3に到達した貘さん。パイプに隠しておいた携帯を回収。さすが…。何をするのかと思ったら、梶ちゃんにメール!

2004年11月5日って梶ちゃんの誕生日だよね

もしかして梶ちゃんこの日のアリバイ獲られた?

貘さん、梶ちゃんの誕生日を覚えている………!何のタイミングで?あ、免許証とか見たのかな。誕生日の話とかあんまり男同士でしないよなぁ。もししてたら、梶ちゃんは貘さんの誕生日知ってるのかな。貘さんの誕生日気になる。知りたい。

 

そんな梶ちゃんは夜行さんの執事喫茶百鬼夜行でコーヒータイム。アリバイが守られるかどうかが貘さんにかかっている為、伽羅さんには他人任せのゴミと言われ、カールさんには

まあまあ伽羅君

………ハハハ… まあまあ伽羅君

なんのフォローにもなってません。(何か言って…せめて)の梶くんの心の声が切ない。

夜行さんの昔話により箕輪の身体の秘密が明らかに。太古の生物と同じ遺伝子…?箕輪は超人のようです。廃ビルの悪魔vs超人。

 

伽羅さんのマルコ評。

迷い翔ける 極上の戦士

伽羅さんにここまで言われるって!凄い!!マルコ!!凄いぞ!!

マルコ対箕輪の戦闘描写はダイナミックでカッコイイです。普通絶対出来ないもんその動き、ってのもこの2人なら出来そう。

 

何かを聞きながら迷宮を解く貘さん。携帯を肩で挟んで聞くポーズが、良いな〜。そして迷宮のタネであるBlackというゲーム。見たことはあるー!けど知らなかった。面白そうだなぁ。この正解を導き出すのに役に立ったのは…他でもない、キモ冴え!

そして貘さんの考えたところ、全プレイヤーの通る部屋の数(=ポイント数)は同数になるはず。必ず通らなければならないルートがある。貘さんの迷宮の正解は、2通りに絞られた!ゴールはもうすぐだー!

 

水…がキーワードになっている謎が現れた。貘さんが苦しそうな顔に!!何事!?どうも血流が関係してるっぽい。吐くわ失神するわで大変。貘さん……。

 

南方と門倉の対峙。C3を浸水させた…らしい南方。

確かに…  私があの構造を知っていれば

同じ事をやっただろうな…  いいトラップだ

正直あのままでいいとさえ思っているよ… 

……だが  駄目なんだ

このゲームの全てを決め取り仕切るのは私以外あってはならない

お前ではなく…  私でなくてはならない

言ってみればお前は全てを操作する責務を負い

場を支配すべき賭郎立会人の領域に踏み込んだ…

…南方  お前は立会人ではない…  私とは違う

所詮  お前は…  量産可能なただの…  歯車よ

タンカ切ったーーー!門倉さんは立会人業にかなりの誇りを持っていると見える。カッコイイじゃないか。男に人気が出そうなキャラじゃないか。

 

 

この巻には嘘喰いのパイロット版のような読み切りが載ってます。

貘さん、なのかな?通称嘘喰い、顔が完全に一巻の頃の顔だね。数回に分けて載るので今回は本当にさわりだけ。続き、気になります。

「嘘喰い」11巻

 

 

 

嘘喰い 11 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 11 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

双剣の貘さん。銃じゃなくても武器ありなら戦えるのかな。

 

 

“衝撃吸収材”の受難から。かわいそう!でも衝撃吸収材、スーツの趣味が悪いよ。柄がヤバイよ。

 

カールさん、武器商人らしいハッタリが。色んな修羅場抜けて来てるんだもんなぁ…。梶くんには「涙ぐましい虚勢」と言われちゃってますが、その虚勢が張れるか張れないかが大違いなんだよ!梶くん!

 

伽羅さんがかっこよすぎる。

グタグタ言ってねーで  さっさと来いよ

じゃれてほしいんだろ?

ほら

来いよ  優しく撫でてやる

ねぇ。もう。キャーーーーー!だよ。伽羅さん。かっこいいよ。。殴られたくはないけど!別の意味で言ってほしいのよ!!

俺が殺す側で  相手が殺される側なだけだ

怖すぎる…。

 

 

夜行Bあらわる。夜行Bも執念深いですねー。まぁ顔に傷つけられたら、恨みはなかなかのもんだよね。丈一さんはその傷が逆に凄みに見えて良いと思うけど。そういう問題じゃないか。あれ、もしかして丈一さんてナルシスト…?自分の顔が美形だと思ってたから顔に傷つけられて怒っているとか…?

しかし伽羅さんの賭郎加入時はいかにも凶暴そうですね。今は内側から優しさが滲み出てる気がする。怖いけど。

 

三つ巴の戦い、収拾がつかなそうだよ〜。みんなが戦闘のプロだし、めちゃくちゃ強いし、ちょっと子供っぽい。

それぞれが順繰りに危機になっていくのが面白い。

強い事…  それは常に………

最良とは限らない…か…

だがそれは  中途半端に強い奴の場合だ

真に強ければ  それが最良だ!!

かっこいいーーー!

 

 

イデアルのボス、プーヤンやってる…。貘さんもアイデアルのボスも夢中にさせるプーヤン恐るべし。しかも難しいらしい。

カラカルは頭が回るタイプのインテリマフィアなので色々思い巡らせるわけですが、そこでまた伽羅さんだよ。

お利口さん野郎が  

小賢しく立ち回りやがって

気に入らねぇんだよ

お利口さん野郎!お利口さん!言葉が!かわいい!

 

カラカルは貘さんの能力をかなり信用しているようです。狙い通りにさせ、目的を達成したら横からかっさらう計画のよう。小賢しい…!負けないでー!貘さん!こんな奴にー!!

でもカラカルのおかげで梶くん経由で貘さんはLファイルの事を知ることができました。「頼りがいのある仲間からの報せ」…。梶くん、頼りがいのある仲間だってよ…。でも「梶らしい気の利かなさ…」とも言われてるよ…。

嘘喰いは考える」のコマの目がとても素敵です。良い形だー。嘘喰いは目の描き方が良いですね〜。

 

Lファイルの入ったUSB、あげるよ。と言う天真。マルコではなくて貘さんに直接渡したい、と呼び出し、いきなりビンタ一発!!!おまけに裏拳一発!!!合計二発!!!ぬおーーーー。コイツ…!平和ボケだって。でもその辺の話は分かるな。でも貘さんを殴っていいわけじゃあないぜ!

 

トイレの貘さん。痛そう…。

手にする物は全てギャンブルでって思ってたのに情けない…

笑っちゃうよねっ

馬鹿みたいだけどさ  俺は  

あのファイルをくれるっていうから取りに行っただけなのに…

正直…  面喰らっちゃって

動揺を隠すよう振る舞うので精一杯だった…

…俺は…本当は…

悔しいですっ!!

かわいい。かわいいよ。賭郎の黒服のこの子もきっとそう思ったはずです。そこへ「ついつい安心しちゃってね」「不思議だよね、君とは今日会ったばかりなのに…」とか言われたらもう。親身にもなるよ。貘さんマジ人たらし!!思い通りにこの子を操って、ニヤリ顔………。

 

部屋に戻って天真に(殴った時の)血がついてるからシャツを変えさせようか?と提案され

いいよいいよ… 気にしなくて…

「自分でやっといて何それ…」って言うのもかわいい。

ビンタに裏拳で二発  それで済めばやすいもんだっ…て

痛い思いして頭にきたけど  結局は…

俺が勝負に勝つんだしあれくらい…

まいっかっ……て

そして「お前からは無料で奪る」=殴られた見返りじゃなくて二発分殴り返してチャラにしてから奪い取ると。

それでさっきのはチャラにしよう

これで晴れて無料ギャンブル

しつこいけど…  なぜならどうせ俺が勝つから

だからもう…  気にしなくていいよ

 

 

実物大ラビリンスの実体は、卓上ラビリンスと同じ構造。各部屋に4つの扉があり、角部屋などの場合は外に面する扉は開けると壁で進めない。扉は遠隔操作のみでロックすることができ、天井についたカメラとともにそれらの操作は賭郎が行う。

門倉さんの見立てによれば、それ以外は仕掛けはこれといってないが、天井にはカメラ以外に開閉式の何か?があった。壁に残る跡とあわせて推測すると、このラビリンスは貯水槽の機能を兼ね備えているのではないか。貘さんが「ねー このパイプは何?」と言っていたパイプも、水を通す為のもの?

 

門倉さん、仕切りたがりですね。そういうタイプの立会人もまた良し。ちょっと強引なくらいが良いじゃない。

貘さん、マルコ、天真、箕輪の4人がそれぞれ実物大ラビリンスを進みゴールを目指す。一番目にゴールした人の勝ち。スタートはバラバラで、誰の位置も分からないようにする。各人の正解ルートは門倉さんが作成する。

順番を決め1人ずつ、鍵のかかった扉に当たるまで進み、当たったら交代するターン制。制限時間は5分。1人ずつ正解ルートが違うので、ターン交代の際にロックを賭郎に切り替える。扉を1枚進むごと、プレイヤーには1Mポイントが与えられる。迷宮内で入った部屋で敵プレイヤーとかち合った場合、お互い手持ちのMポイントのうちから何ポイント使用するか決め、使用ポイントが高かった方がミノタウロスとなり、30秒、一方的に敵プレイヤーを蹂躙できる。逃げることはできるが反撃は禁止。ポイント合戦で負けた者は一回休み。

ラビリンスのルートはある法則に基づいて作成され、全ての部屋を最短で通る仕組み。ヒントは「十字は一つ」。

 

貘さんはさっき騙されて殴られたことを引き合いに出して条件を出す。

・賭郎の衣服に指一本たりとも触れてはならない

・今からプレイヤーは私用の携帯電話など通信機器を外す

これがどっかで生きてくると思うと!

 

第120話の冒頭は、貘さんの心象風景なのかな。本当はこのような不安な気持ちを抱えているのですか貘さん。本当は怖いのですか。それにしてもQ太郎たびたび出てくるなぁ。

貘様…  目隠しに隙間などありませんね

………ああ  大丈夫だよ門倉さん  あっても答えないけど

っていう会話が最高。答えないよな、あっても。その後のじゃんけん提案も最高。誰もが知ってる事を回りくどく説明するのって面白い。「まず一つは握り拳を…」って。賭郎の人達が言ってるのか分からないけど、「ポンッ ポンッ」て言ってるのも面白い。

 

スタート地点…に、プレイヤーが2人。予想外でした。そして貘さんの声帯模写!!声はわかるけど箕輪の喋り方の特徴よくあの短い時間で掴んだな〜。天真を騙してヒントを得ようとするが、どうも天真は箕輪ではないとわかっている…?普通に考えりゃ声マネくらいじゃそりゃと思うけど、貘さんの声帯模写はかなりの精度のはずだからなあ。

 

 

天真は「この部屋は角部屋ではない」「天真の正面か右側の扉に進んでみろ」と言う…。これを信用するかしないか、それからも開く扉はひとつだから1/2の選択。貘さんの洞察によってどういう答えが導き出されるのか!扉は開くのか…?

「嘘喰い」10巻

 

 

 

嘘喰い 10 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 10 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

チェックのスーツで忍び寄る貘さん。人間じゃないな。

表紙めくって1頁目の貘さんがカッコイイ!

 

雪井出の幼少期のお話から。またこういう悲しい背景を描きますね〜…荒木飛呂彦イズムを感じますね…。もうこんなの見せられたら雪井出のこと嫌いになれないよー。

雪井出父は過去に今の薫くんと同じ仕事をしていた。それが正しいと思っていたから、秩序を守るためにやっていた。その為に自分の妻を身代わりにすることも喜んでやった。秩序の為だから。

 

この男は…

混沌そのもの…  僕の秩序を侵略する敵だ

のコマの貘さんがとてもかっこいい。すごく普通な男に見えるのに、すっごく悪い顔をする。

 

またお屋形様のゴルフ。お屋形様も棟耶さんも腕が立つようで。お屋形様、動いてるボールにボール当てるのすごすぎる。棟耶さんの「ムウ…」が可愛いし。お屋形様も気が抜けてて可愛い。

え〜〜?  やめてなんて言ってたっけー…

覚えてないなぁ〜〜 …ごめん

君がそう言うのだから言ったのだろうけど

どうも忘れちゃったみたいだ…

まっ  物忘れが激しい僕に免じて許してよ…

お屋形様は物を忘れながら生きている?

過去  それは安っぽい本と同じだ

読んだらまた捨て置けばいいんだよ

 

ラビリンス3戦目。この辺りの意図は読み終わってからわかるのですごい爽快感。そういうことかあーーーーーが気持ち良い。

門倉さんの「クク… これだから立会人は辞められん…」に門倉さんの性格が表れていて最高です。

 

そして雪井出の迷宮のネタ明かし…。どうやって相手の迷宮を知ることができるのか、対貘さんの1戦目でなぜ雪井出は負けたのか。。

そして3戦目、「君に返すよ  屋形越えの思い出」と言いつつゴールする!と思われた雪井出が壁にぶつかる。ありり?なぜ?見てるのに。そこ以外は壁で覆われているはずなのに。出口がない?

 

幼少期の薫くんを置いて説明させるっていう描写は素晴らしいですね。映像で見たい。

貘さんのターンになったら、さっき雪井出がぶつかったはずの道を(貘さんの迷宮がそのまま反転している)通り抜ける…なぜ!?

何かスイスイ行けちゃいそうな気がするねぇー

まあ…  最初から

こんなねじ曲がり腐った迷宮に  迷うはずも無いか

 

貘さんが行った『迷宮の偽造』の手口が明らかに。まずこの転写紙を知らないので消しゴムでそんな事ができるんだーっていうのは驚くのみなんですけど。すごいと思うのは、そこに行き着くまでの貘さんの行動。取り乱してイカサマを疑うフリをして雪井出の手元を探り、転写紙を1枚抜き取っていた。という点。すごすぎ。抜き取っていたんだ、のコマがかっこよすぎ。「カモなどでは無いのだから」のコマまできたらもうかっこいい通り越して恐ろしくなる!

 

負けた雪井出は約束通りにこの迷宮ギャンブルの黒幕を明かし、命の取り立てを受けるのですが…。門倉さんの手… ヤバイ。血管が。ビキビキだし。しかも殺害方法が、手刀!?マジで!?一瞬で送って下さる!?かなりの手練れ感が…。

ユッキーは死んでるようなもんじゃねぇ?

嗜眠性脳炎が再発して再び生きながら死んでいる者になってしまった雪井出を見て貘さんは言います。それに対しての門倉さん

この門倉雄大  そのような解釈…

………  嫌いではありません

もーこの一言でかなり読者の門倉さんへの好感度が上がったと思う!!

 

そして暴のターンへ。

最初マルコがマルコだってわかんなかったよ。誰だコイツと思ったよ。箕輪も登場。箕輪カッコイイですね〜…。こういうオジサンいるもん。渋いもん。ヤバイ目をしてるけど。その後ろから出てくるのが雪井出の言っていた、迷宮ギャンブルの黒幕の一人。こいつは本当クズ。箕輪は好きだけどこいつは本当に嫌いなまま終わったな。マルコのメガネは可愛い。マルコは可愛い本当可愛い。

 

貘さん「ヒョロヒョロの蚊蜻蛉」って言われてる…。確かにすごいヒョロヒョロして見えるー。胸板なさそうだもん。

門倉さん箕輪に「不謹慎な顔だね」って言われてて笑った。不謹慎って自分でしか言ってないのに箕輪にも不謹慎な表情に見えるんだ!っていう。

 

久しぶりに梶くんのターン。怯えてますが。もう実はアリバイは貘さんが取り返してくれてるんだけどね。この時点で。

絆創膏にGPSが付けられていると気付いた梶くん。冴えてるじゃーん!でもすぐ調子に乗るから伽羅さんに

死ね負け犬  イラつくザコ…  キモいんだよ

などと罵倒されつつ蹴られてしまうのね…。伽羅さんどんだけ梶くん嫌いなの!伽羅さんの蹴り痛そう!伽羅さんから見ても梶くんキモいんだ!

 

マルコパニックが可愛い。

そ…そう…  貘兄ちゃんも…  悪者の部類…  でも悪者にも色々あって…

もじもじするマルコの後ろでガーンってしてる貘さんも可愛い。

まーまーいーよマー君

俺は悪者だけどさ…  大丈夫

 

やっぱり悪者かぁ。

 

「嘘喰い」9巻

 

嘘喰い 9 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 9 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

 

迷宮勝負中かな?流し目〜

 

ゴール寸前まで行った梶ちゃんに焦ったか、雪井出さんはストレート勝ち。絶対怪しまれるから普段はわざと間違えたりしているのでしょう。案の定梶ちゃんはこれにはイカサマがある!と気付き(そりゃそうだろ!)次のゲームからはイカサマ禁止にするよう門倉さんに言おうとすると。「次は無いよ」そして雪井出さんのめちゃくちゃムカつく顔!!梶ちゃん食い下がるも、

僕が終わりって言ったら終わりでしょ!?

と癇癪起こしてしまいました…こりゃ病気だ。

 

追い出された梶ちゃん。アヤシすぎる運搬方法でアヤシすぎる男のいるアヤシすぎる部屋へ運ばれて…!と思ったらカールさんでした。「私のペット」って怖すぎるよ。連れてきたのは伽羅さんでした(扱いが雑なのも頷ける)

伽羅さんは梶ちゃんのことキライなようで

なんだ…  おい  俺を見るな

殺すぞ  負け犬野郎

こーーーわーーーいーーーよーーー!見ただけで!

本当はお前みたいな負け犬野郎を助けるのは御免だったが…

何やら貘に目をかけられているようだな

とのこと。貘さんのお願いは聞いてあげちゃう伽羅さん優しい。ていうか伽羅さん貘さんのこと「貘」って呼ぶんだ。意外。これまで「嘘喰い」としか呼んでるの見たことなかった気がする。オンでは嘘喰い、オフでは貘、だったのかな…?

 

カールさんの、善も悪も区切りが無いという演説には唸りました。なるほど。確かに。そう思う。

真実はこの世に善悪など無いということだ

混沌の地に全ての生命がいるだけ…

大事なのはそれを認識する事

認識が足りない者は  早死にする

 

そして梶ちゃん気付く!取られたのは思い出というよりもその日のアリバイだったことに!今後どうなるか伽羅さんが説明してくれました。捕まるね、梶ちゃん。

どんな犯罪をおっかぶせられるのか調べた時の梶ちゃんの反応がすごいリアル。廃ビルの時もこういう感じのシーンがあったけど、リアルだなー。現実逃避してしまうんですよね。

カールさんが梶ちゃんには擬態の素質があると。「強者であれば擬態の質も高度になる」…確かに貘さんの擬態を見てるとわかる…。

 

ねぇ〜  どうして

日付によってさー

賭ける金額が違うのー?

ついに来たー!貘さん@ラビリンス!早速擬態してますね。

あっ  貘です

の笑顔が。ニッコリしてるよ。

一億の日付を選び思い出を語る。

俺はその日  人を殺した

オオオオオオオオオ…!超カッコイイ!

その後の化かし合いはなんか笑えるし、薄ら寒い気もする。

 

ハル、という人の名が出てきました。

ハルってのは俺の連れだった奴でね

俺の  友達だった

貘さんの…友達…。そういう付き合いするんだ、って思った。友達を殺してしまった?間接的にだけれど。貘さんの表情が見えない。でも物悲しさが漂っていて、貘さん…どう思ってるの?気になる…。

 

と思ったら賭けの取り立てについてを質問する貘さん。今までカモに擬態して雪井出を油断させてきたのに、ここで核心に踏み込むのは、なぜ?

しかしこの辺りの貘さん美しいですねぇ…美形…髪がさわやか…。わっるい顔たくさんしてるのに超美しい。絵が写実的になりましたね、この辺りから。すごくきれい。ハングマンの時もかっこよかったけど、今は美しい。マッキー(ミッキー)持ってるだけでこんなに美しい男いますか?いませんよ!

 

トチ狂ったふりをして雪井出のイカサマを疑う(擬態)貘さん。すべては狙い通りなのです…。相手を操ることにかけては世界一だよ貘さん。門倉さんも貘さんの狙いは分かっていて、「完全に嘘喰いが支配している」とみている。

 

私  門倉雄大

ついつい不謹慎な表情をお見せしてしまいました

出たー!門倉さんの不謹慎スマイル!よくよく見ると本当に不謹慎な笑顔だな。もうこの一言で読者の心をガガガッと持って行ったんじゃないでしょうか?門倉さんは!!愛せないわけない!!

 

門倉さんの不謹慎な表情の原因、それは貘さんの作成したラビリンス。この時は本当に何が何なのかわからなかった!推測できるのはシャーペンと消しゴムがキーになっている…?ということ。貘さんはラビリンス勝負に勝ち、一億ゲーット!門倉さんの「ピッ」が良いです。門倉さん可愛いとこある♡

 

次の勝負をやるやらないのイザコザを経て。貘さんは梶ちゃんを救いたいのかな?先に行かせたからには救うつもりでいるんだろうか。後で俺が取り返せばいいから、って。だとしたら超たのもしすぎて貘さんのかっこよさが止まらないよ。。

 

ラビリンス編の貘さんはちょっと小さく見えますね。ハングマン編みたいに態度がデカくないからか。シャツの裾出してだらしなげな格好なのも一因か。あと貘さんもそんなに背は小さい方ではなさそうだけど、門倉さんの方がだいぶ背が高いですね。(トサカもあるけど)門倉さんかなりデカそう。

 

ラビリンス2戦目は試合前から試合後まで全てが面白い!!「はっきりと見えるよ…」と「見えるねぇ〜〜」の対比なんかもう最高。巧すぎる!!その後の門倉さんのモノローグも実に巧妙だ。

嘘喰いは間違いなく  負けるぞ

 

お屋形様。

チャー  シュー  メン  (スコォ〜ン)

これお屋形様が言ってるの想像すると本当うける。超かわいい。チャーシューメン。ゴルフの腕がかなりのもんなんですけどこの人人間なんでしょうか。

参號立会人  棟耶将輝   通称・判事

けっこう壮年かなって感じです。判事ってくらいだし、歩く百科事典的な。長老的な。かなり頭が良いのでしょう。

 

2戦目ラビリンス。

あ〜〜〜あっ  俺  ちゃんと言ったのに

そこはやめた方がいいって

これ週刊で読んでたら本当にわけがわからなくて翌週が待ちきれないよ!無理!単行本派で良かった!特にラビリンスのここはどんでん返しだから混乱しちゃう。

 

2001年4月9日  この日俺は一体どんな

犯罪を犯した事にされちゃうの?

このシステムを知っていると明かす貘さんに、狼狽すれば満足か?とやって見せる雪井出。雪井出、なかなかやるじゃん。貘さんに張り合えるとは。貘さんに負けず劣らず相手を煽る言い方も。

まあ とっさにしてはいい切り返しじゃない?

でもあんた  残念な人だよ  もー少し深く考えれば良かったねえ

俺がこの仕組みを知ってたって事がどういう事なのかを…

 

ここで初めて明かされる貘さんの狙い。

嘘喰いの賭けた日付  2001年4月9日

最初から奴はこれを狙っていたのです

あの日は…

奇なるギャンブラー 嘘喰いが  屋形越えにて敗れた日

えーーーーーーーー!!超びっくりしましたよ!そんで貘さんすげーーーーー!!ってなった。だって梶ちゃんにやらせるって言ってたしさー!そんな魂胆だとは…。わあああああああ…!って思いました。読んだ時。すごい。嘘喰い面白い。

おめでとう

これでユッキーの人生の空白に新しい思い出が追加された訳だ

俺なんかの思い出で申し訳ないんだけど遠慮なく受け取ってくれよ

屋形越え惨敗の思い出を

 

納得いかないユッキー。立会人は嘘喰いのこともその日が屋形越えだったことも知っていたんだろう!なぜ説明しなかったんだ!怠慢だろう!!というまぁ苦しい言い訳をするわけですが…

おい  さっきからなに言いよるんかお前

ゴチャゴチャやかましいのぉ〜〜  誰にもの言いよんか分かっとるんか

公正?説明?怠っただぁ?  

もっともらしく女々しい能書き垂れとるけど

おどれにそれをほざく資格があると思うとるんかい!!

おぉ!?

己の無能を棚に上げて聞くに堪えん理屈やろ

自分が何をやってきたかその胸に手ぇあてて聞いてみんかっ

それとも何か?全てを任されて立会人しとるワシに…

売っとるんか?  賭郎に・・・

売っとるんか・・・  喧嘩を

バリバリのヤンキー出ました。だってリーゼントだもん。ヤンキーだよ…わかるもん…。そんで方言バリバリだよ。たぶん岡山とかそっちの方だよ…。貘さんも変な顔で固まっちゃったよ…。でも、別に雪井出様に怒ってるわけじゃないの!部下を叱責してるの!私事でね!

でもすごいスマートですよね、問題解決方法としては。部下はたまったもんじゃないけど、門倉さんは普段から部下に良くしてそうだし。

 

結局屋形越え惨敗の事実を賭けたこの勝負は、有効であるとされ、命の取り立てを控えるのはユッキーということになりました。ドンマイ!

己が心の臓を

っていうザ・嘘喰いなモノローグがあるんですけどそれは良いとして、

さあ  やろーよ   0円ギャンブル

 って言う貘さんがマジで死神に見える。。

「嘘喰い」8巻

 

嘘喰い 8 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 8 (ヤングジャンプコミックス)

 

黒スーツ貘さん。見下ろしてます。ネクタイが可愛い!

 

 

カラカル vs ピーチ。

カラカルまじうるせえ。喋りすぎ。テンションが高いですよ。ピーチの前だから?ダイヤボーはよくわかんないです。

それに比べてピーチの体温低そうな落ち着いた態度よ!カラカルに興味ありませんって感じで。かっこいい女!ピーチ大好きです。おっぱいも大きいし。

 

カラカルに怯えまくるカールが小島よしおを見ながらビクビクしているところへ伽羅さん。まだカールについてたんだ!伽羅さん、なんか言うことが優しい。「俺だよ…」ってなんか良い。

 

掃除人Sランク!丈一さん!!

俺が掃除するのは このゴミか?

口が悪い。カラカルも煽り返し、煽り合戦が始まるし。

喋るのか…  このゴミは

に対しての

私の仲間だ…  だって分かるのですものね  ゴミ語が…

は本当に良い返し。

丈一さんの戦闘スタイルも結構蹴りを多用してますかね。まっすぐに蹴り上げる脚が美しい!人の体ってこんなふうになんの?

 

第79話の扉絵。貘さん、マルコ、伽羅さん、梶ちゃんのチーム斑目?の扉絵。

梶ちゃんがジョーカーを差し出してすごいかっこつけてますね。貘さんはちょっと1巻の頃のようなチンピラっぽさがあるかな。ヒョウ柄っぽいシャツに花柄のネクタイだもん。

暴担当の2人は落ち着いててカッコイイ。暴の人ってそうだよね。マルコの手を前で組んで威圧するポーズがすっごい好き。頼りになる感がある。

 

 

0円ギャンブルの序章。

廃ビルでマッシュをやりこめてます。こういう小さな賭けもするのね。マッシュすごい雑魚キャラだけど一応暴力担当を引き連れてギャンブルやるくらいだからそこそこの腕はあるのかな。腕っぷしはせいぜい梶ちゃんレベルに見えるし。でもそこは貘さんにかかれば。

ごちそうさまっ  嘘つき君

ここの顔悪いー!悪くて最高!

アハ…  大丈夫?  …判断 誤ったらさ…

死ぬんだよね…… たしか…

貘さんの「アハッ」が大好きです。

 

貘さんたちの住居にしているホテル、ザ・ガーデンコート(ゴーデンコート)って書いてあるけどニューオータニかな?スイートですね。3人で暮らすならスイートじゃないと厳しいか。

マルコの裸体サービス…。の横で流れるニュースの描写。これ伏線だったんだー!なにかしらあるのかなとは思ったけど、全然わからなかった。

ムタシャッリドとコンタクトを取って、「金が欲しいんだろ?」と聞かれた時の貘さん

欲し〜〜〜い

が最高!顔、ポーズ、セリフまで完璧!声が聞こえてくるようです。

そんで梶ちゃんがそのまま「欲しーいです」ってタイピングしてるのがイイな。

 

自ら志願して1人で0円ギャンブルに赴く梶ちゃん。道中の梶ちゃん、結構鋭い。貘さんと一緒にいて鍛えられたのか、これも天性の冴えなのか。

 

レナードの朝」は見たことがあります。嗜眠性脳炎ね〜。最初、雪井出さんはこれ本当の話じゃなくて別に病気じゃないと思ってたな。

嗜眠性脳炎によって眠り続けていた10年間が空白になっている。その間の記憶を他の人の記憶によって埋めていきたいという夢を語る雪井出。つまり賭けるものは自分の体験(エクスペリエンスッ!)ということです。

 

廃ビルで調べ物をしながら伽羅さんと電話する貘さん。。。(貘さんはノートパソコンでもマウスをちゃんと使う派)貘さんの電話の喋り方ってすごく甘くて、良いですよ。出る時の「はぁーい」とか。普段の語り口も柔らかくて甘ったるいけど、なんか電話の時は顕著な気がする。あと廃坑での伽羅さんへの電話の時は「伽羅」と読んでいたけど、ここでは「伽羅さん」。前回会員だった若い時は、きっと伽羅さんのこと「伽羅」と呼んでいたんだろうなって思います。なんかそんな感じ。生意気な感じでいてほしい。

 

梶ちゃんの誕生日は11月5日。ろくな思い出が無さそうです。2004年では梶ちゃんは高校生かな。痩せ型男子。ママに海に連れて行かれて「何でこんな海やねん」ってなぜか関西弁の男子。それにしても結構良い部屋に住んでいますね、梶親子。ママは働いているのかな。

 

そしてやっと来たーーー!!拾陸號立会人・門倉雄大!!

トサカが主張しています!

それではこの門倉… 

つつがなくこの勝負を行う事を約束します

カッコイイ!!

 

ラビリンス、面白そうなゲームですね。でも私がやっても梶ちゃんみたいにしっかり考えて作れない気がするー。梶ちゃん凄いよ。しかもキモ冴えでクリア寸前まで!

 

 

門倉さんは梶ちゃんを嘘喰いの仲間だと分かってるんですね〜。貘さんが屋形越え以前に賭郎勝負しまくってたときは門倉さんってもう賭郎に居たのかな?

「嘘喰い」7巻

 

嘘喰い 7 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 7 (ヤングジャンプコミックス)

 

貘さん腹筋割れてるよ! 

 

マルコが騙された上テンパってロケットを発射してしまいました。騙したカールにマルコ怒りました!「髭っ ファ〜〜ック」!今度はちゃんと言えたねマルコ!ファ〜ック!

 

でもお屋形様と貘さん(と蘭子)の賭けはミサイルが発射されるか否かだったので、賭けは貘さんの勝ち…。

常に一歩先を読み… 敵をいくら出し抜こうと

頭で出来る事には限度がある…

最後の最後は結局… 運に身を委ねるしかない…

運が尽きれば代償を払わなきゃね…

アンタは今はじめて小さい石につまずいちまったんだ

何が… 勝ち続ける人生だ

 

そして號奪戦を古来からのシステムへ回帰させることをお屋形様が決めました。つまり號奪戦は命の奪い合いになった。目蒲くんはあと5秒で夜行さんを始末しないと自分が粛正されるそうです。

そして再開して即蹴り一発、吹き飛ばされる目蒲くん…。回想がとても切ないです。拾號を貰っているくらいだから、相当強いはずですよね。夜行さんが相手だからいまいち強さが目立たないのが気の毒。

昔からきっと優等生のようだった目蒲くんは、死を恐れない荒々しいテロリストの佐田国に恋い焦がれてしまったわけです。死の淵にあっても佐田国への想いの強さが変わらないのが凄い。

 

なのに貘さん… 佐田国を… 死を恐れるただの人間に戻してしまうのです…

ところで佐田ちゃん どうして…

死んだ事も無いのに死ぬのが怖くないって分かるの?

ごもっとも。

醜く死にたくないと暴れる佐田国に、目蒲くんは幻滅して絶望したまま死んでいった。哀れです。

死なせないよ 怪物のままは

せめて人として… ね

これは貘さんの優しさなのか、冷酷さなのか。少なくとも目蒲くんにとっては非情だったかな。でも現実を見ることが出来て、良かったのかな。

 

全てが終わった後、ミサイルの賭けの勝ち金をすぐ払えとお屋形様に突っかかる貘さん。でもお屋形様はついでに寄っただけなので手ブラ。

これは僕の個人的な賭けだ

支払う金は僕の金でないとダメなんだ

とのこと。お屋形様の資産ってどんなもんなんだろう。。

 

命の取り立てという弱味があるのにも関わらず、

ギャンブルの負けは即支払いが基本だろ?

金を持ちあわせてないのなら最初から受けるなっつーの!!

と強気の貘さん。お屋形様はこの強気の態度の裏には伽羅さんが居ると判断して条件を飲むことにする。お屋形様はカールに伽羅さんが付いていることを知っていて、ミサイルの所からこちらに向かってくることを予測出来たんですね。

 

伽羅さんに電話越しにプロポーズ。

伽羅  俺は負けない…  今までも… 

……そして  これからもだ

見せてやるよ  お前に…

勝ち続ける… 存在するはずのない…  ギャンブラーを

伽羅さんはこのプロポーズを受け、腹に銃弾喰らった身体で貘さんを助けに来たわけですね。本当に「いきなり人使いが荒い」よ…。

 

暗謀設立への動きもここで見える。

この辺は最初読んだ時よくわからなかった…。し、まさか30巻間近になってからここに出てくる人物がキーになってくるとは思わなかったよ。

(ここでは名前は出ないけど)蜂名は今の絵柄とあまり変わりないですね。口調も、同じ。ホクロが鍵となって、お屋形様がその人だと明かされるわけですね。

佐田国君…

革命とはこうやるんだよ

 

貘さんがお屋形様との個人的な賭けに対して出した条件は

もう一度 俺を賭郎会員にしてほしい

でした。

今度は本気で狙うよ  屋形越え

命の取り立てを取り消させなかったのは、「忘れっぽいみたいだから」「また忘れる」だろうという理由で。

なんだけど、梶ちゃんは怒ります。理解できない!あんな千載一遇のチャンスを!そりゃそうだ!ごもっともだ!

あなたは一体何がしたいんだ!何がそうさせるんだ!!

梶ちゃんの言い分は本当にごもっともです。対して貘さん

求めるものがあれば何かを賭けるのは当然の事なんだ

ただ  俺の場合は

あまりにもデカくバカらしいものを求めてしまったんだ

本来自分の命じゃ釣り合わないほどのもの… 

それにさ… 俺にとっちゃ賭郎勝負している時が一番安全なのかもね…

賭郎勝負している時が一番安全というのがなんとも。

 

夜行さんに、嘘つきだってさ、って言った後のおまけページが好きです。「嘘つきとは何事か〜〜〜この若僧共!!」で貘さんとお屋形様がビクーッ!としてるやつ。


 

梶ちゃん、2日寝込んだんですね。無理もないです。夢の中の貘さんはあまりにも悪い人。梶ちゃん… 貘さんのこと深層心理ではそういうふうに思ってる…?よね…?

いいんすよ ばく…さん…

梶ちゃん。この一言に梶ちゃんの切なさが表れてる。

現実の貘さんは、目を覚ました梶ちゃんにお水と梨をくれ、甲斐甲斐しく心配してくれる。梶ちゃんの反応を見て、もうこれ以上は裏の世界に引きずり込めないと判断するわけです。優しいじゃん!貘さん。なのに梶ちゃんは突っかかる。今さら、用無し?僕がいたから勝てたんだ!更には「巨乳大作戦」を貘さんが気に入っている事まで読者にバラして突っかかる。貘さんに恋い焦がれているんですね、梶ちゃん。

 

梶ママ登場。クズ。まじクズ。彼氏もクズ。本当に嘘喰いに出てくる人物の中でダントツクズなんじゃないでしょうか?自分の子供に「使える」も「使えない」もあるか!

そこでまたも救い出してくれるのが、白馬の王子様・貘さん。梶ちゃんを賭けの対価にして梶ママから梶ちゃんを取り上げようということらしい。さすがギャンブラー。かっこいい。

梶ちゃんは

僕という命の価値に対して貘さんも何か賭けてくれませんか?

と、遠回しに自分と屋形越えを同等に扱えと要求するが、

ん?いいよいいよそれで… そんなものでいいのなら

貘さんはしれっと、何も問題はないとでも言うように、屋形越えと梶ちゃんを同じ土俵にのせた。これ、梶ちゃんだったら感無量だな。ママに別れを告げ、貘さんと同じ世界で生きていく決意をして。

 

櫛灘さんの一件に伽羅さんあり。

本当に人使いが荒いです。貘さん。でもなんだかんだ愚痴りながら協力する伽羅さん本当に良い人。伽羅さんは貘さんのことどう思っているのかな、本当は。

 

そしてカラカルの登場。カラカル、最初の頃は喋りがウザいな!

泉江夕湖ちゃんも登場。ピーチ!可愛いです!!嘘喰いには貴重な貴重な可愛い女の子キャラ。ただ強いけど。

イデアルの(表向きの)要求って本当無茶苦茶だよ…。